助動詞 must have to need 使い方
助動詞「must」「have to」「need」
You must get up early.
助動詞 must have to need 使い方
「助動詞」とは
「助動詞」は名前通り、動詞を助ける役割を持っています。動詞だけで完璧に意味を表現できなかったり、話し手が表現したい気持ちや意思、判断をさらに明確にできなかったりする時に、助動詞を使うことで、話し手の気持ちをはっきり表すことができる。
主な助動詞には、「can」「could」「may」「might」「must」「will」「would」「shall」「should」「need」などがあります。
助動詞 must have to need
「must」「have to」
「must」は「義務」「禁止」あるいは「強い推量」という意味を持ち、もう一つ同じ意味を持つ語は「have to」。この二つは同じ意味を持ち、言い換えることもできますが、「must」は「話し手」の主観の意志による命令に対して、「have to」は客観的な状況で判断していうことが多いです。
義務/必要性「~しなければならない」
◉ You must go now.
(君は今行かなきゃいけない。)
◉ You have to go now.
(君は今行かなきゃいけない。)
◉ You need to go now.
(君は今行かなきゃいけない。)
ポイント:以上三つの例文は意味が同じように見えるのですが、「must」の場合は、もしかしたら「話し手」が「聞き手」に対して、何の理由もなく、単なる「君の顔が見たくないから、どっかに行ってくれ!」という「主観的」な意志によるニュアンスが含まれています。それに対して、「have to」は「ここはもう爆発するかもしれないから、君は今早く行かなきゃいけない」という「客観的」な理由によるニュアンスがあります。「need to」は程度的に前二者より弱い。そこで下記の「否定文」を見てください。
◉ You must not go now.
(君は今行ってはいけない。)
◉ You don’t have to go now.
(君は今行かなくてもいいよ。)
◉ You don’t need to go now.
(君は今行必要がない。)
ポイント:否定文を見れば意味が違うのが一目瞭然です。ですので、「must」=「have to」という印象を改めなければならないですね。
「don’t need to」は「行っても、行かなくても別に大丈夫」という意味があります。
例文
◉ I must tell her the secret about his mother.
(私は彼女に彼の母親に関する秘密を教えなきゃいけない。)
◉ Tom have to finish his report by Friday next week.
(トムは来週の金曜日までにレポートを完成しなければならない。)
過去、未来、完了の表現:
「must」は「現在」の時制しかないので、「過去」「未来」「完了」の表現をする時に「have to」を使います。
◉ You had to join the audition, you might have become a star.(過去)
(君はそのオーディションに参加するべきだった、もしかしたらスターになれたかもしれない。)
◉ You will have to get up early tomorrow to take the flight to Japan.(未来)
(君は明日東京行きの飛行機に乗るため早起きしなければならない)
◉ I have had to stay in this hotel for three days.(完了)
(僕はこのホテルに三日間ずっといなければならない。)
疑問文「Must I~?」の答え方
◉ Must I go there?
(そこに行かなければならないのか?)
◉ Yes, you must.
(そうです、行かなければならない。)
◉ No, you don’t have to / No, you don’t need to/No, you needn’t.
(いいえ、その必要はない。)
ポイント:肯定の回答文は「Yes, you must.」で問題はないですが、否定の場合で「you must not」と答えてしまいますと、「そこに行ってはならない」という強制的な禁止になってしまいます、ここで、「you don’t have to」や「don’t need to」や「needn’t」を使い、「その必要はありませんよ」と言い方はよく使われます。
Msutで「強い推測」:
英語で「きっと~に違いない」という強い推測に「Must」と使います。
◉ You must be Tony. right?
(あなたはきっとトニーでしょう?)
ポイント:ここの「must」は強い根拠を持って判断するときに、「きっと~に違いない」という場面で使います。
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