動詞 時制 完了進行形
英語動詞の時制ー「完了進行形」
Tony has been playing baseball for 5 years.

英語の12時制とその意味
(浅いブルーはよく使う8時制)
動詞 時制 完了進行形
「完了進行形」が表す意味
完了進行形は時制によって「現在完了進行形」「過去完了進行形」「未来完了進行形」に分かれています。
現在完了進行形は「have/has+been+Ving」
過去完了進行形は「had+been+Ving」
未来完了進行形は「will have+been+Ving」
「完了進行形」は、「完了形」と「進行形」が合体した形で、同時に「完了」と「進行」の機能を持っています。「完了進行形」の基本的な機能は「ある期間中」に「動作の持続」を表すことにあります。
「現在完了進行形」と「現在完了形」が表す「持続」
◉ Tony has been playing baseball for 5 years.
(トニーは野球をもう5年間やっています。)

「現在完了進行形」と「現在完了形」は両者とも「持続」を表す表現ですが、一般的に「現在完了進行形」は「動作動詞」の場合に使い、「現在完了形」は「状態動詞」の場合に使います。
状態動詞とは
「状態動詞」とは、主に「感情」「感覚」「所有」などを表す動詞になります、やめようと思ってすぐやめられる「動作」とは違い、ある「状態」になってるという動詞なので、「状態動詞」といいます。たとえば「be動詞」は「状態動詞」の一つです。
例えば、「like(好き)」はいつも簡単に「好きだ⇔好きじゃない」という動作をすぐに繰り返しができない。基本的に状態動詞は「進行形にはできない」
基本的な状態動詞 |
be動詞 |
である、いる |
like |
好く |
love |
愛する |
hate |
嫌う |
live |
住む |
want |
欲する |
need |
要る |
hope |
望む |
wish |
望む |
know |
知る |
remember |
覚える |
believe |
信じる |
understand |
了解する |
seem |
見える |
sound |
~に聞こえる |
look |
~に見える |
taste |
~の味がする |
belong |
~に属する |
own |
所有する |
have |
持ってる |
exist |
存在する |
動作動詞とは
「動作動詞」とは、すぐに発動したり、やめたりできて、繰り返しができる動詞になります。例えば、「eat(食べる)」「drink(飲む)」「write(書く)」「do(する)」など。
例文
状態動詞の継続表現
◉ I have liked her for 5 years.
(僕は彼女を5年間も好きだった。)
◉ He has wanted the PS4 for a long time.
(彼は長い時間ずっとPS4が欲しいと思っている。)
動作動詞の継続表現
◉ I have been studying English for 5 years.
(僕は5年間も英語を勉強し続けている。)
◉ She has been talking about her boyfriend for 30 mins.
(彼女は彼の話を30分もし続けている。)
「過去完了進行形」と「過去完了形」が表す「持続」
◉ He had been running for 20 mins before he fainted out.
(彼が気を失った時にすでに20分走っていた。)

「過去完了進行形」と「過去完了形」が「継続」を表現する時に「ずっと〜Vていた」という意味になりますが、大きな違いというのは「過去完了進行形」は「動作動詞」を使うことに対して、「過去完了形」は「状態動詞」を使うことになっています。過去のある時点までずっと動作をしていたことを表す。
例文
状態動詞の継続表現
◉ I had liked her for 5 years when I got married with her.
(僕は彼女と結婚するまで、5年間も彼女のことが好きだった。)
◉ He had wanted the PS4 for a long time when his mother bought him one.
(彼のお母さんがPS4を買ってあげたまで、彼はずっとPS4が欲しいと思っていた。)
動作動詞の継続表現
◉ I had been studying English for 5 years before I entered the college.
(僕は大学に入る前に5年間も英語を勉強し続けていた。)
◉ When I got in, she had been talking about her boyfriend for 30 mins.
(私が入った時に彼女はもう彼の話を30分もし続ていた。)
「未来完了進行形」と「未来完了形」が表す「持続」
◉ I will have been waiting for 3 hours by 5 o’clock.
(5時になったら、僕は3時間待ってることになる。)

「未来完了進行形」と「未来完了形」が「継続」を表現する時の大きな違いというのは「未来完了進行形」は「動作動詞」を使うことに対して、「未来完了形」は「状態動詞」を使うことになっています。過去のある時点までずっと動作をしていたことを表す。
例文
状態動詞の継続表現
◉ I will have been a teacher for 10 years next year.
(来年私は先生になって10年になる。)
◉ They will have lived together for 2 years next month.
(来月、彼らは同棲して二年になる。)
動作動詞の継続表現
◉ He will have been waiting for more than 3 hours when the train arrives.
(電車が到着する時に、彼はもう三時間以上待ってることになる。)
◉ She will have been talking for 1 hours when you arrives here.
(君がここに着く時に、彼女は一時間も喋ってることになる。)
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